「stained glass」は、“届きそうで届かない想い”を、
ステンドグラスの光に重ねて描いた曲です。
好きな人がいるだけで、
世界が綺麗に見える瞬間ってあると思います。
でも、その光が綺麗なほど、
自分との距離も痛いくらい分かってしまう。
この曲の主人公は、
まるで物語の外側に立っているような感覚を抱えています。
相手は物語の主人公みたいに輝いていて、
自分はそのページの外から見つめることしかできない。
“Just like a fairytale dream
私はページの外にいる”
このフレーズには、
「本当はその世界に入りたかった」
そんな静かな願いを込めました。
タイトルの「stained glass」は、
綺麗だけど、触れれば割れてしまいそうな心の象徴です。
光が当たると色鮮やかに輝くけれど、
ガラスそのものはすごく繊細で、簡単に壊れてしまう。
だからこの曲では、
“好き”という感情をただ甘く描くのではなく、
言えなかった想い、
届かなかった願い、
離れたまま見つめるしかない切なさを大切にしました。
“君は手の届かない star”
ただ憧れているだけではなく、
近づきたいのに近づけない苦しさも込めています。
「Fairytales never tell
結末を私にくれない」
おとぎ話みたいな恋に憧れても、
現実にはちゃんとした結末なんて用意されていない。
曖昧なまま終わる気持ちもあるし、
想いを伝えられないまま時間だけが過ぎていくこともある。
でも、その報われなさも含めて、
人を好きになる気持ちは綺麗だと思いました。
サウンドでは、
光が差し込むような透明感と、
夜にひとりで聴きたくなる孤独感を大事にしています。
キラキラしているのに苦しい。
暖かいのに、どこか冷たい。
そんな矛盾した感情を、
“prism light”や“stained glass”という言葉で表現しました。
「stained glass」は、
片想いの曲でもあり、
“届かないものを、それでも大切に想ってしまう心”の曲です。
もし誰かを静かに想った夜があるなら、
この曲がその感情にそっと寄り添えたら嬉しいです。