この曲では、
「もう叶わないかもしれない」と
分かっているのにそれでも願うことをやめられない感情を書きました。
前向きな希望だけを描きたかったわけではなくて、
傷ついたままでも進もうとしてしまう
人の姿をそのまま残したかったんです。
人は、本当に大切なものほど、
失った瞬間には気づけないことがあります。
気づいた頃にはもう戻れなくて、
「あの時こうしていれば」という思いだけが残ってしまう。
この歌詞には、そういう後悔や、
何度も同じ夜を越えてきたような感覚を込めています。
それでも、人は完全には諦めきれません。
「砕いた星で still making wishes」
という言葉には、その矛盾した感情を重ねました。
願いが壊れてしまったことも、
叶わない可能性の方が高いことも分かっている。
それなのに、また願ってしまう。
きっと人は、そんなに器用にはできていないんだと思います。
何も残っていないように見える夜でも、
ポケットの底に残った小さな光を探してしまう。
未来を変えられる保証なんてなくても、
もう一度だけ手を伸ばしてしまう。
この曲は、
“救われた人”の歌ではありません。
救われなくても、欠けたままでもそれでも前へ進もうとする人の歌です。
だからこそ綺麗すぎる言葉にはしたくありませんでした。
迷いながらでも
「I reach out again」
と手を伸ばし続けること。
その繰り返しこそが
その人自身の“残りかた”になると思っています。
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